暑さを手放し、心と体をととのえる。静流荘で過ごす“夏の養生ステイ”

猛暑が続く夏、どこにいても身体が重く感じたり、夜もぐっすり眠れなかったり。
そんな日常から少し離れて、自分をいたわる時間をもってみませんか?
霧島の自然に抱かれた「静流荘」は、都会の喧騒や暑さから解放され、五感で“ととのう”時間を過ごせる場所。
涼やかな渓流の音と、森の静けさに包まれて、夏だからこそできる“養生”のひとときをご提案します。
夏こそ“涼しい場所”で心身を整える時間を
夏の過ごし方は、体調に大きく影響すると言われています。冷房による冷えすぎや、暑さによる寝不足、食欲不振——。
日々の疲れが積み重なりやすい季節だからこそ、「涼しい場所で心身を休ませること」が大切です。
静流荘がある霧島温泉郷は、標高500m超の高地に位置し、真夏でも朝晩は肌寒さを感じるほど。日中も木々が陽射しを遮り、渓流が周囲の気温をゆるやかに下げてくれます。
まさに、夏の養生にふさわしい“環境そのものが整っている”場所といえるでしょう。

霧島の森に抱かれる宿、静流荘の静けさ
静流荘は、全21室のこぢんまりとした宿。渓流沿いに佇み、どの部屋からも川音や緑を感じることができます。
静かな森の中に建てられているため、館内はとても落ち着いた雰囲気。
「自然の中で、何もしない時間を持つ」
それが、静流荘に訪れる人の多くが口にする“最高の贅沢”です。読書をしたり、静かに温泉に浸かったり、ただ空を眺めたり。宿そのものが、心のノイズをゆるやかに静めてくれます。

3. 渓流を望む露天風呂で、ゆっくり深呼吸
静流荘には、男女別の大浴場に加え、露天風呂があります。
とくに人気なのが、天降川が描く満天の夜空のもと、湯浴みができるせせらぎの湯。
木々の緑が風にそよぎ、水の音が全身に響くような開放感。誰にも邪魔されず、自然と一体になる感覚が味わえます。
泉質は、硫黄泉や明礬泉で湯あたりがやさしく、湯上がりもさっぱり。
夏でも長湯しやすく、美肌の湯として女性客からも好評です。温泉で深い呼吸をしながら、気づけば肩の力が抜け、眠りも自然と深くなっていく。そんな変化が、ここでは当たり前のように訪れます。

湯上がりに味わう、体にやさしい夏の料理
静流荘の夕食は、地元の旬を活かした会席料理。鹿児島の黒豚や近海の魚介、山菜や野菜など、素材の滋味が活きた旬の料理が並びます。
朝食では、霧島山系の地層が育んだ美味しい水で炊き上げたご飯の旨味を、じっくりとご堪能いただけます。
ご飯に合うよう厳選されたおかずの品々も、ひとつひとつ丁寧に仕上げられた逸品です。
食事処「野海棠(のかいどう)」では、木の温もりを感じる落ち着いた空間で、一品一品をゆっくりと味わえます。五感で“涼と整い”を感じる、まさに養生のひとときです。
デジタルデトックスにも最適な滞在スタイル
自然豊かな立地と、静かな環境にある静流荘は、「スマホから少し離れたい」という方にもぴったりです。
館内は全体的にWi-Fi対応ですが、圏外になる部屋もあり、自然にスマホを見なくなって、自分の感覚が研ぎ澄まされるでしょう。
スマホやSNSに追われず、ただ流れる時間の中で過ごすことで、本来の自分を取り戻せる、そんな“デジタルデトックス効果”も、霧島の大自然がそっと後押ししてくれます。
都会の喧騒を離れて、体が喜ぶ夏の過ごし方を
都会の暑さに疲れたら、標高と自然の力に身をゆだねてみてください。
静流荘でのステイは、決して特別なことをしなくても、心身がゆっくり“ととのっていく”時間そのものです。
エアコンに頼らない夜、渓流の音を聞きながらの深い眠り、季節を映した食卓、そして誰にも急かされない朝。
そんな時間が、夏のあなたにとっての「ごほうび」となるはずです。