「日々の喧騒を忘れて、心と体をゆるめたい」
「せっかくの休みは、上質な温泉と美味しい食事で癒されたい」
そんな大人世代にこそ訪れてほしいのが、鹿児島・霧島の名湯地にひっそりと佇む温泉宿——静流荘です。

静流荘があるのは、霧島連山の麓、古くから霧島神宮の門前町として栄えた歴史ある地。
ここは地酒が美味しく、黒豚や旬の山海の幸が豊富に揃う、まさに「大人のごほうび旅」にぴったりの場所。

温泉、食、酒。それぞれが主役となって織りなす、癒しと豊かさのひととき。
静流荘で、あなただけの“一泊二日”をゆっくり過ごしてみませんか？

霧島の自然に抱かれる、静かな宿「静流荘」

静流荘は、鹿児島県霧島市の豊かな緑と渓流沿いにある和風旅館です。
霧島温泉郷の一角にありながら、原生林に囲まれた立地と渓流のせせらぎが、まるで秘湯を訪れたかのような落ち着きをもたらしてくれます。

館内は木のぬくもりにあふれる空間で統一されており、到着した瞬間から日常の時間がゆるやかにほどけていきます。
客室はすべて和室中心で、靴を脱いで足を伸ばせる安心感もポイント。
川沿いの部屋では、窓を開ければ心地よい川音がBGMとなり、朝も夜も自然とともに過ごせます。

湯めぐり感覚で楽しめる、2種の泉質

静流荘の温泉の魅力は、2種類の泉質を楽しめることにあります。

宿泊客が無料で入浴できる館内の大浴場、家族風呂、温泉付き客室では「硫黄泉」、
せせらぎの湯では「明ばん泉」という性質の異なる温泉が提供されています。

・ 硫黄泉：硫黄成分は、古くなった皮膚の角質をやわらかく溶かし、肌をツルツルにする美肌効果があります。
殺菌作用が高く、アトピー性皮膚炎の症状軽減が期待できるほか、「生活習慣の湯」とも呼ばれ、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の改善も期待できます。

・ 明礬泉（みょうばんせん）：明礬泉は、アルミニウムと硫酸イオンを含み、タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める”収斂作用”があります。肌をすっきりと引き締める美肌効果や慢性皮膚病に有効と言われてるほか、「目の湯」とも呼ばれ、白内障や結膜炎などに効果があるとされています。露天風呂からは、霧島の山々や渓流のせせらぎが望め、四季の移ろいを肌で感じながら湯浴みを楽しめます。

鹿児島ならではの味覚、こだわりの黒豚と地野菜の会席料理

旅の楽しみといえば、やはり食。
静流荘では地元の旬の素材を活かした会席料理が提供されます。

夕食は四季折々の鹿児島の食材をつかった会席料理を。
朝食は霧島山系が育んだ新鮮な水で炊き上げたご飯とおかずの品々を。

黒豚や黒毛和牛、薩摩汁に豚味噌等々、地産地消・郷土の味にこだわり鹿児島の味をぎゅっと詰め込んだ、静流荘のお料理をお楽しみいただけます。

食事に花を添える、鹿児島の地酒・本格焼酎

食事の時間をさらに豊かにしてくれるのが、鹿児島の地酒や本格焼酎。
静流荘では、地元蔵元の焼酎や日本酒を厳選して提供しています。
鹿児島の焼酎といえば「芋焼酎」が有名。代表銘柄「黒伊佐錦」や「三岳」はもちろん、霧島周辺の小さな蔵で丁寧に仕込まれた限定品に出会えることも。

黒豚の脂と芋焼酎の香ばしい風味は、まさに黄金の組み合わせ。
お湯割り、水割り、ロック、それぞれの飲み方で異なる風味を楽しみながら、ゆっくりと語らいの時間を過ごしてみてください。

一泊二日、癒しと美食のモデルスケジュール

【1日目】
15:00　チェックイン。ウェルカムドリンクをいただきながら館内へ
16:00　渓流を望む露天風呂で、まずは一息
18:00　食事処で黒豚しゃぶしゃぶと地酒をゆっくり堪能
20:00　ラウンジで読書、または川の音を聞きながら湯上がりの一杯
22:00　就寝前にもう一度温泉へ。夜風が心地よい露天風呂

【2日目】
7:30　朝風呂で目覚めのひととき
8:00　優しい味の和朝食をいただく
9:30　お土産コーナーで地酒や黒豚味噌をチェック
10:00 チェックアウト、霧島神宮や霧島温泉市場へ立ち寄り観光

旅の締めくくりは霧島のパワースポットへ

宿から車で15分ほどの場所にある「霧島神宮」は、天孫降臨伝説が残る神秘の地。
杉木立に囲まれた参道を進み、朱塗りの社殿に手を合わせれば、旅の疲れもすっとほどけるよう。
また、霧島温泉市場では地元の特産品や野菜を買えるほか、足湯も楽しめる人気スポットです。

アクセス・宿泊情報（2025年4月時点）

・ 住所：鹿児島県霧島市牧園町高千穂3806
・ TEL：0995-78-2021
・ アクセス：鹿児島空港から車で約30分、JR霧島神宮駅から車で約20分
・ チェックイン／チェックアウト：15:00〜19:00／〜11:00
・ 泉質：硫黄泉・明礬 泉
・ Wi-Fi／駐車場：高速無料Wi-Fiあり／無料駐車場（予約不要・20台）

まとめ：静流荘で叶える、大人のための“ごほうび旅”

静流荘で過ごす一泊二日は、まさに“大人のためのごほうび時間”。
湯に浸かり、会席料理に舌鼓を打ち、焼酎をゆっくりと味わう。

忙しい毎日からほんの少し抜け出して、自分自身を丁寧に癒す旅へ。

「また明日から頑張ろう」
そう思えるエネルギーをもらわえる場所が、霧島の山あいに佇んでいます。